漫画感想/スキップとローファー 1巻(高松美咲)





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アニメ化が発表された『スキップとローファー』1巻です。Scene①「ぴかぴかの高校生」からScene⑤「バチバチの映画館」までが収録されています。田舎から都会へ。おしゃれ、カラオケ、同級生同士の付き合いなど初めて尽くしの第1巻です。

このタイプの主人公は、少女漫画で言うところの“おもしれー女”になりがちですが、同じ感覚を持った男性キャラがいることで嫌味なくクラスの輪に馴染めました。悪者になりがちなキャラも、決して根から悪い人ではないことが1巻時点でフォローされているのは読みやすいです。江頭ミカを憎めないやつに早めに出来て良かった。ここを典型的な悪役に仕立てられると読み心地がだいぶ変わってきます。久留米さんはみつみに似た性質のキャラで、ここ重ねてくるか!という意外性がありました。一見、陽キャ側であるギャルの唯月も理解ある性格で、都会だけど優しい世界。刺激的な作品が多い中、ストレスなく優しい世界に浸れる、読み心地の良さが素敵な作品です。キャラや設定もバランスよく配置されており、これからどう展開してゆくのか楽しみです。

 





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