漫画感想/月曜日のたわわ 1巻(比村奇石)





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新聞の一面広告で話題になった『月曜日のたわわ』1巻です。1話から9話まで、アイちゃんと後輩ちゃんのエピソードが収録されています。

 

 

よくわからない使命感を感じてるアイちゃん

評判やタイトルからは”女性の大きな胸を愛でるラッキースケベのエロコメ”みたいなイメージがありました。しかし、読んでみるとそうではないことが分かります。少年誌ラブコメよりしっかり目に女性の自意識を盛り込んだヒロインたち。女子高生アイちゃんとサラリーマンも、意外とアイちゃんが主導権を握っていて、不思議なパワーバランスが微笑ましかったりします。主人公に好意を持っていて、都合のいいヒロインキャラという一面があることは否めませんが、これを否定していったら、フィクションで人間関係を作れなくなってしまいます。

Twitterの1ページ連載より物語性があります。Twitterのは1ページに情報を詰め込んだ感じの構成の妙があって好きなのですが、こちらの方が読みやすく万人向けですね。

 

文字通り会社の後輩である”後輩ちゃん”のエピソードは、サラリーマンあるあるの話が多く、とっかかりは”たわわ”ですが、それがなくてもかわいいヒロイン、面白いラブコメになっている。個人的には8話、会社の飲み会の話が好きです。主人公の妄想でもああいう未来を見せられると、いつかあるのかもなと物語の行く末を想像しちゃったりします。周りも2人の仲をやさしく見守っているようで、これからの関係性の変化が楽しみです。

 

 





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