映画感想/女子高生に殺されたい





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古屋兎丸の名作『女子高生に殺されたい』の実写映画化です。

タイトルどおり「女子高生に殺されたい」という願望を持つ教師(田中圭)が様々な策略を巡らして、その願望をかなえようとします。彼の欲求は一般的な理解とは程遠いものです。しかしそれでも、ちょっとわかるような、いやわからないなー、と思考が往復するような不思議な感覚があります。自分の欲望のために、女子高生の人生をめちゃくちゃにすることは許さず、また不慮の事故による死でも違う、というある種の”潔癖”さが、彼をサイコっぽく見せる一因になっています。劇中、あらゆるところで見せる田中圭の表情が、この作品の見どころでしょうか。

ラストも想像の上を行く展開でハラハラしました。ここまで練り上げた夢にまで見た計画の末路。そして、その向こう側にあるものに、驚かされ、息をのみました。是非、彼の、彼女たちの、青春を目に焼き付けてください。

 

 





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