アニメ映画感想/映画 五等分の花嫁





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上映館数の割にヒットしているアニメ映画『五等分の花嫁』、TVアニメの続きを描く完結編として結構評判良さそうなので、見に行ってきました。原作漫画で展開を知っているので、TV版はちゃんと見てないのですが、わかるだろうという気楽な気持ちで劇場へ。

率直な感想としては、非常に良かったです。これは今回の映画ではなくアニメ1期で得るべき感想なのですが、ヒロイン声優5人の破壊力が凄まじいです。正直なところ、こういうラブコメ漫画のアニメ化って、原作ファンの想像していた声をできるだけ誤差少なく表現するのがベスト、だと思っていました。しかし、本作思ってた以上に魅力的でした。中堅と言っていいのかな、5人の声優さんがいままで可愛いヒロインという演技につぎ込んできたものの総決算がここで表現された気がします。

原作漫画は連載&単行本で追っていたので、展開は知っているものの細かいところはうろ覚えと言う感じです。知ってる話のはずですが、うまく構成してあり、2時間を超えるボリュームなのに、全然飽きないのにもびっくりしました。正直、知ってるラブコメだから冗長に感じると思ってました。声の演技と作画など表現全体のクオリティが高く、夢のような時間を過ごさせてもらいました。

 

以下ヒロインごとの雑感です。

 

一花:文化祭では一人離れて、という感じにはなるけど、花澤さんの上からお姉さんが非常に良い。『徒然チルドレン』思い出した。なり替わり告白とかはTVシリーズでやってるんだろうけど、公園でのシーンも非常に良い。自動販売機で何を買うか、決断を突き付けるシーンは、本作の情報コントロールのうまさが出たよいギミックでした。知ってるから、知ってても、彼女はうまくやれる。5人の中ではちょっと大人かもしれないけど、本質はあまり変わらないような、もっと彼女のこと知りたかったなぁ。

 

二乃:攻撃的なツンデレだけど、それだけじゃないグラデーションが非常に良い。結局周りをよく見ていて、三玖をフォローしていたりと、次女の面目躍如といったところか。あと、なんだかんだいって竹達好きだわという気持ちを再確認させられる。

 

三玖:消極的に見えて、秘めた想いが強い。強すぎる。髪型のビジュアルも人気の秘訣なのかな。来場者特典のやりとりの感じ見る限り1番人気みたいですね。人気が出るのもわかる。自分も高校生だったら三玖だった気がする。

 

四葉:元気なスポーツ少女、と見せかけて、、、、。あやねるの演技が非常に上手い。可愛いだけじゃない役、メインヒロインって感じのニュアンス含ませると非常に良い。後半の聴かせるモノローグが良かった。告白後の決断も彼女らしいというか、それで周りの反応も含めて、いい展開だと思わせてくれました。

 

五月:ラブコメとしては影武者っぽい役回りになってしまったけど、彼女のこと好きな人多いんだよね。難しい役回りだったけど水瀬いのりがかわいくやってくれたのでうずもれずに済んだ。

 

 

色紙やポストカードなど、来場者特典が高騰してます。金曜スタートで土日にはほとんどの劇場で終了してましたね。推しはいても5人集めたくなるのと、予定よりかなり好調な客入りのようで、本作の隠れた人気が明らかになったような。どうやっても今回でラストなので、それでご祝儀的に来た人も多いのかな。学生を中心に人気みたいだから、やっぱり声優さんってパワーになるんだなぁ。マガジンが生んだ、奇跡みたいな作品でした。

 





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