漫画感想/2.5次元の誘惑 15巻(橋本悠)





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ジャンプ+が誇る熱きコスプレコメディ『2.5次元の誘惑』最新15巻が発売されました。第113話「部活見学ですっ」から第120話「天界」と番外編を収録。

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第113話はオタク回。カラオケ回やガチャ回など、ただただオタクあるあるネタを敷き詰めたコメディ回大好き。まゆら先生が魂キャラのラスタロッテに再開するのは、今後まゆら先生が復活する伏線かもしれなくてどきどきしますね。114話では、新キャラ翼貴登場。本物のオタクになりたいお嬢様。翼貴はオタクではないものの、オタク的な素養もあり、勉強しようとする姿勢があります。また、美少女、お嬢様、クール、慇懃無礼という要素をリリサたちからネタにされ、キャラが非常にたってます。「私を消費していませんこと?」はメタ的で良いワード。

オタクである意味、理由って結構難しくて、したいから、好きだからだけでは説明がつかないことがあります。合理的に、メリットを考えるとか、将来仕事に繋がることとかを考える生産的な行為とは程遠いオタク活動。その熱意に憧れて、漫研(コスプレ部)の扉をたたいた彼女のことを応援したい気持ちでいっぱいになりました。今まで登場したキャラたちも、コスプレする理由は様々で、そこに至るまでいろんな人生を経てたどり着いたものです。自発的で魅力的なキャラたちが生き生きと描かれているのが、本作の大きな魅力です。

また、次のイベントで753との対決が仄めかされています。コスプレをする目的を一番明確に持っており、プロコスプレイヤーとして活動する人物。コスプレする目的が不確かな翼貴と対照的な相手として、彼女ほどの人物はいません。翼貴は一見クールですが、”夢を探す夢”に関しては強い情熱を持っており、それがコスプレとどう絡んでいくのか、非常に楽しみです。

それにしても、あいかわらず大人がしっかりいい事言う。今回は翼貴の母親。

 

 





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