漫画感想/それでも歩は寄せてくる 13巻(山本崇一朗)





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田中とうるしは花火大会で久しぶりの再会で、加減がわからず「かわいい」「会いたかった」などと素直を気持ちを交し合います。うるしの「脳にくる」は、すっごいわかる。子供っぽい容姿のうるしが浴衣で大人っぽく見えるのはギャップもあって非常に良いです。

凛はついに秘めた思いを告白します。ガンガン攻めていた凛の気持ちに気づくきっかけが、友人カップルとのやりとりだったりするのはちょっと皮肉。気合の入った水着姿で田中の手を引く凛、覚悟を持ってる女性は強いですね。本編読んでから表紙イラストに戻ってくると、あの一瞬を切り取ったんだなとわかってウルっときます。

恋する乙女たちがかわいくて、全編通してキュンキュンします。朝礼中に見つめあったり、写真集を見てそういう女性が好きだと勘違いするコメディもほほえましいです。三角関係でありながら、ギスギスした要素はなく、ほのぼのとした温かさを感じられます。キャラの表情と、ギリギリかみ合わない会話を楽しむ作品です。この時間が長く続けばいいのに。

 





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