漫画感想/怪獣8号 9巻(松本直也)





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『怪獣8号』9巻です。67話から73話まで収録。

 

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各地で起こる謎の怪獣事件。どの事件も、姿を見せた怪獣はにわかに姿を消していること。対応準備を進める中、ついに”群発災害”が起こる。表面上は平和な状態、亜白隊長が言う「嵐の前の凪にすぎない」ですが、これから起こることが半ば分かっている状態だと言うのが怖くもあります。平和に修行し、仲間との絆を確認したカフカはより強い思いで、戦いに赴くでしょう。そして、未曽有の大災害に、識別怪獣兵器3と10が投入されます。アンコントローラブルな強大な力は果たして戦場をどう変えるのか。

日本全国同時発災や、仲間との邂逅、新たな修行、新たな兵器など、風呂敷の広げ方が上手いです。少しずつ規模が大きくなってくるのが、少年漫画らしくてワクワクします。災害として捉えられてた怪獣にもキャラ(性格)が感じられるようになってきました。特に保科副隊長と10号の凸凹コンビの関係性は今後の変化が楽しみです。人が死ぬような状況とコミカルな描写とのミスマッチや、キルコのエヴァアスカっぽい感じが気になるのが惜しいところ。今後の展開に期待です。

 

 





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