映画感想/はいからさんが通る 前編 -紅緒、花の17歳-





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2017年11月11日公開『はいからさんが通る 前編 -紅緒、花の17歳-』を見てきました。PVのとろける早見沙織に惹かれて観覧を決意!恥ずかしながら、原作は全く知りません。キャラや物語に関してもPVで紹介される程度の知識しかありません。

公開直後とはいえ平日の昼間。ガラガラでした。川崎チネチッタは上映回数も多いんで客足はバラけてそうですね。出来たら▶舞台挨拶で見たかったのですが、都合が合わず残念。

早見沙織目当てで見に行ってるので、序盤は紅緒に対して「早見沙織だ!」とフィルター越しに見てしまう感じがありました。大正時代に流行ったあの口上はとても綺麗でリズミカルで素敵でした。しかし中盤からもう、完全に紅緒であって、中の人がどうこうという気持ちはなくなってしまいました。誰よりも自由恋愛に憧れていたり、自分より友達の恋を応援したり、酔っぱらったり、と喜怒哀楽を余すところなく披露する紅緒。彼女の言動が周りをまきこみ、時代に新しい風を吹き込んでいく様子に引き込まれていました。また他のキャラクターも個性的でびっくりしました。少尉も始め「宮野かっけー!」くらいの気持ちで見ていたのですが、だんだん紅緒に心惹かれていく過程を経て、人間らしいかっこよさ、優しさを持った男に見えていきます。紅緒をしたう隣家の蘭丸。歴とした男性ですが、紅緒を慕う余り女装しメイドとして潜入します。男の娘キャラってこの時代から居たんですね。どのキャラも魅力的で、彼らが躍動的に活躍する様が、このアニメ全体の空気感を醸造しているのだと思います。

前編は、紅緒が新しい希望を胸に行動し始めるところで終わってしまいます。待ち受けるは新たなる出会いか絶望か。とても続きが気になるところ終わってしまうのが残念です。後編は2018年公開予定だそうですが、とにかく早く上映してほしいです。続きの展開が気になりすぎて、いますぐ原作を欲しています。俺がウィキペディアを見てしまう前に早く!!

 

 

 

 

チラシ裏のコーナー

古い少女漫画っていままで興味の外だったのですが、これを機にいろいろ読んでみようかなと思いました。なぜか河惣益巳先生は読んでる。

PVでおなじみの紅緒がとろけてるシーンはあんな展開だったんですね。即落ち2コマみたいにあんなに早くデレるの!?と思ったので、ちょっと納得。はやみんのはつらつ少女演技よかった。酔っぱらったのもよかった。全部よかった。後編も楽しみだ。

 





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