漫画感想／からかい上手の高木さん 7巻（山本崇一朗）

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ほのぼのからかいコメディ『からかい上手の高木さん』の7巻が発売されました。７巻には、入学式、スポーツテスト、お土産など９編が収録されています。

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まずいきなり表紙から素晴らしい。そのまま「入学式」につながる１コマになっています。本編読んでから表紙に戻ってきて「あっ！！」と声出ちゃいました。この２人の出会いを表す１枚のイラストですが、この前後を想像するだけで、ニヤニヤが止まらなくなってしまいます。少し中学入学時の２人、少し頭身が下がっていてかわいいです。出会いからこんな始まりで、、、思わずニヤニヤしちゃいますね。スピンオフ『（元）高木さん』などもありますが、この二人の変わらない関係性をいろんな時間軸で見せてくれるのかな？これからもこういった展開は楽しみです。

お気に入りエピソードは「お土産」と「宝くじ」と「約束」です。どれも好きすぎて１つに絞れません。あと「大福」も好き。どうしても１つ選ぶとしたら、、、「宝くじ」と「約束」かな（選べてない。高木さんがうまく会話をコントロールして、西片の一言を引き出そうとするところ、そしてそれにまんまとつられる西片。「宝くじ」ではあと一歩というところで、高木さんが許してしまうのですが、「約束」では、ついに、、！？ほかのエピソードよりわずかに高木さんが積極的に見えるのは私の気のせいでしょうか？

一見、単純なエピソードの積み重ねのように思える本作ですが、二人の関係性が少しずつ進んでいるようにも思えます。からかわれることに慣れて対策をとる西片ですが、それを上回る高木さん。これも含めて全部高木さんのからかいのうちなのかもしれません。あー俺もからかわれたい！