漫画感想/鬱ごはん 1巻(施川ユウキ)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)
施川ユウキ3冊同時発売のうちに一冊です。
(他2冊は「バーナード嬢曰く。」と「オンノジ 」 )
このマンガがすごい!の上位に「花のズボラ飯」や「めしばな刑事 タチバナ」が
選ばれたのは記憶に新しいですが、それらの食事ものとは
完全に逆のベクトルを進んでいる作品です。
主人公 鬱野たけしは食事を苦行と捉えているところがあります。
独り暮らしで就職浪人のため、基本的に食事をするのは独り。
また、いろいろと深読みしてしまう性格のため
あることないこと考えてしまい、なかなか素直に物を食べれません。
自作ポテトチップス や 汁なしざるそば など
様々なチャレンジもうまくいきません。
しかし、作者があとがきで書いているように
彼は結構幸せなのだと思います。
回転寿司に散々文句を付けたあとに
無表情で「好きなんだ寿司。」とつぶやく様が印象的です。
食べ物の素晴らしさや薀蓄などを得られる普通の食事ものに
飽きた人におすすめの一作です。
ただし、グロい描写がたまにあるので弱い方はお気を付けください。





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です