漫画感想/監獄学園 28巻(平本アキラ)





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笑いとエロの大疾走
意外と感動?の大団円

 

アニメ化、実写ドラマ化もされたヤンマガ長期連載作品『監獄学園』の完結28巻です。

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エロとギャグと青春と様々なポイントで楽しませてくれた作品のラストです。キヨシと千代の告白、それを妨害したい花という構図がまるまる1巻使って描かれています。

いままでキヨシと花にあったすべての事件、キヨシと千代のふれあい、すべてが伏線になっています。花との一夜、千代とのデート、いろいろあったすべてがこの物語の最後に結び付いています。275話「娘よ」を読んで、みなガッツポーズしたでしょう。最終話「俺たちに明日はない」を読んで打ち震えたでしょう。長期作品が完結を迎えるとき、大団円迎えたあとにエピローグが1話あることが多いです。本作でもそうなると、ハッピーエンドの余韻に浸り終幕、となるのを予想した読者が多いと思います。しかし、最後の1ページまで油断できません。平本先生が仕掛けた最後のギミック。しっぽの先までアンコの詰まった本作をぜひご堪能ください。

 

 

チラシ裏のコーナー
千代ちゃんのなんでも受け入れようとする姿勢、天使のような性格が274話で描かれている。そこからのラスト、これは読み返せば読み返すほど、ふりのしっかり聞いたオチで感心しちゃいます。あと全体的なテンションがすごい。28巻相当分のやりとりだけでもアニメで見たい。神谷さん、花澤さんの演技で聞きたい。




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