漫画感想/そしてボクは外道マンになる 3巻(平松伸二)





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グランドジャンプで好評連載中の『そしてボクは外道マンになる』最新3巻が発売されました。第9話「外道マン登場!」から第16話「お前の居場所はそこじゃない!」までが収録されています。

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3巻の見どころはなんといっても、第9話「外道マン登場!」です。時間軸が現代になり、平松先生(62歳)の仕事場に。自らの分身外道マンに絡まれる平松先生。読者に知られたくない秘密もバラされついに激怒。このマンガ描いてるのは平松先生だから自らバラしている気がするが、、メタが回ってよくわかんなくなってきたぞ!

 

編集部のミス?嫌がらせ?を細かく覚えていて再三指摘する外道マン。
平松先生のダークサイド、闇の本音らしい。

 

外道マンの前で、想いを吐露する平松先生

 

続く第10話「グランドジャンプの陰謀」でも、PREMIUMからグラジャン本誌に連載移籍をネタにして、外道マンと平松先生のやり取りが描かれます。3巻の時代は連載が絶好調ではない低迷期なので、冒頭2話の外道マンとのやり取りがスカッとしますね。作中の魔死利戸発言はだいたい的を得ているのですが、とりわけ“平松先生は怒りをエネルギーにして描いたほうがおもしろくなる”というのは、まさにその通りだと思います。プライベートで幸せな時代を描く3巻のエピソードは、怒りに満ちていた1、2巻に比べると若干パワーダウンして見えてしまいます。高橋陽一、猿渡哲也のアシスタント時代の話や、結婚挨拶の話なども面白いのですが、やはり平松先生が生き生きと漫画を描いているところが読みたいです!編集者や平松先生が怒鳴ってる大コマが見たいんですよ!!

しかし案ずることなかれ。このあと平松先生は『ブラック・エンジェルズ』を執筆します。読者も外道マンも待っていたブラック・エンジェルズ編です。平松先生が外道マンを生み出し、外道漫画家として大成していくまで、この作品から目が離せません。

 

チラシ裏のコーナー
タイトルまだ回収できてないから、ブラックエンジェルズ編始まって、平松先生が外道マンになるのが、本当に楽しみだ。

 





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