漫画感想/僕らはみんな河合荘 10巻(宮原るり)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

 

 ●関連記事

 

宮原るり先生の会話劇は健在!漫才のようなテンポのよい毒舌会話を読んでいるだけでニヤニヤしてしまいます。毒舌ながらも語彙が豊富で、下品に聞こえないのがすごい。こいつらバカみたいな会話してるけど地頭いいんだろうなって思える。

付き合うことになった2人のうぶな感じもたまりません。ここまでリアルな感じで付き合いの始まったばかりのカップルを描ける漫画家は稀有です。あと第2話の、宇佐くんを好きだったかもしれない女子たちのその後の描かれ方。こういうのもっと読みたい。ラブコメで、こういう立場のキャラがいっぱいいるのに、こういうフォローというかエピソードがないのはもったいない過ぎる。

律も作中で「宇佐くんと一緒にいて表情が豊かになった」と言われていますが、本当にそう。初期の仏頂面、無表情の時より、ほんとうにかわいくなった。これは作画も相当がんばってるでしょう。こちらの文脈の読み取り方の問題でもありますが、かなり律のキャラが変わったと思います。宇佐くんと居て”変わった”。ただ、これからもっと変わっていくのか、変わりたくないのか、2人の気持ちはどうなのか。この気持ちの行き違いがラブコメ的には要注目です。

シロさんと真弓さんの話も盛り上がっていますし、果たして今後の河合荘はどうなるのか。今月発売の最終巻が待ち遠しい、でも終わってほしくない。1巻から繰り返し読んで待っています。

 

 

チラシ裏のコーナー
表紙の、つないだ手の先は~~感が最高。誰に向けられた笑顔なんでしょうね~(棒

 





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です