読書感想/神速の麻雀 堀内システム51(堀内正人・福地誠)





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 古き良き麻雀はここまで殺された! 25歳という若さ、デジタル系の打ち筋で、プロ連盟にて彗星のように現れたスターとなるが、2013年11月の第30期十段戦の決勝戦途中で、あいまいな理由で失格処分にされ、麻雀界を騒がせた堀内正人の戦術本 ついに完成! !

帯の「ファストフード麻雀」といい、すごい攻めている麻雀本です。前回のもっと勝つための現代麻雀技術論 実戦編と同じ、福地さんが編集しているため気になって購入しました。福地さんが携わっている麻雀本はどれも新しく、いままでセオリーとされていたものを覆す内容が多く、とても刺激的です。今回は特に手順・リーチ・鳴き・オリ に焦点をあてていままでの麻雀本にはなかった考え方を提唱しています。また、

・プロ連盟 終わりのはじまり (堀内正人 × 加藤博己 × 福地誠)
・プロ連盟が訴えてくることは可能か? (津田岳宏[弁護士] × 福地誠)

という、とても興味をひく対談を掲載しています。これは是非、読んでほしいです。どういう選択肢を取るべきかを判断する考え方を様々なケースに合わせて示しているので、シャンテン数、打点、待ちの形など状況別に判断できる能力が付くと思います。一般的な麻雀本は、知識や方法をインプットしてからアウトプット(実践で実行する)ことが難しく、実力に結びつかないことが多いです。しかし、これは考え方の論旨をしっかり説明してくれているので麻雀において便利な公式みたいな使い方ができます。結果論ではなく、期待値、確率を以って麻雀を打ちたい人にはとても役に立つ本です。

 





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