漫画感想/KING OF PRISM by PrettyRhythm 胸キュン・ワンモアジャンプ(南十字明日菜)





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今日は話題騒然のキンプリから、公式コミカライズの『胸キュンワンモアジャンプ』を紹介いたします。こちらなんと掲載は2016年夏。『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の公開は2016年1月。その年の夏というと盛り上がりが世間に広まって最高潮を迎えていたころではないでしょうか。キンプリコミカライズはいくつかありますが、本作の煌めきはかなり強めです。内容だけでなく、表紙だけでその片鱗を感じ取ることができます。プリズムの煌めきによって、ユウはキャラ弁に、レオはフェルトに、なってしまっています。これぞプリズムの煌めきが成せる技です。

キンプリ1作目で、登場したエーデルローズ生7人とアレクがメインです。しかしみなさん覚えていらっしゃるでしょうか。キンプリ1作目は尺の問題から個々のキャラクターがそんなに活躍するわけではありません。何しろ主役はオバレです。そんな中、ここまでキャラクターを理解し、愛し、コミカライズすることが出来ているのは、奇跡としか言いようがありません。その奇跡を拝むのには、まず1話を読んでいただければわかります。なんと1話では、なんとエデロ生7人のプリズムジャンプが披露されます。一人1ページずつとはいえ、これはすごいことです。公式から設定などを貰っていたのか、本編以外の情報があったのかはわかりかねますが、それにしてもこれを生み出し、表現するのは、なかなかの煌めきではないでしょうか。

キンプリSSSが公開され、各キャラの個性を、過去を、エピソードを理解し楽しんでいる昨今ですが、キンプリ1作目しか情報がない当時にこれが作り上げられたことは非常に驚きです。作者の南十字先生もまた、プリズムの煌めきを広めに来た、プリズムの使者なのかもしれません。

後半若干迷走感がありますが、圧倒的テンションで気になりません。むしろわざとやってるのかもしれない。レオくん回は全編画風が80年代少女漫画、なぞの「EZ DO めいろ」、桜の木とサッカー対決、そしてオチはアレク、など愛にあふれた疾走感で胸がいっぱいになります。そして一冊では足りずに、もっと読みたくなります。まさに胸キュンワンモアジャンプなのです。

2019年現在少し手に入りにくい単行本になりますが、kindle版もありますし、漫画アプリ:マンガPark»では一部無料などで読むこともできます。エデロ生たちが活躍するキンプリSSSが大人気の今、合わせて読みたい名盤コミカライズです。

 

 

 

 





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