【漫画感想】お迎えです。6巻 (田中メカ)





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田中メカのほっこりゴーストストーリー『お迎えです。』
14年の時を経て、単行本が出ました。
実写ドラマ化のために、短期復活した連載分と読み切り「前夜祭パトローラー」が収録されています。
お迎えです。は当時大好きで、
全5巻を何度も読み返しては何度も号泣していた記憶があります。
メカ先生の情緒に訴えかける何かを当時の自分は受け取っていたのだと思います。
14年たった今、同じ気持ちで読めるか不安だったのですが
完全に杞憂でした。
もう切なくて切なくて、泣きっぱなしで読みました。
お迎えです。の不思議なところは、
死者の死因を、物語に使わないことなんですね。
死ぬこと自体はあっさり偶然の生み出したものということにしてあって。
だからこそ、日常を幸せに生きていた人が、
置き忘れてきたものの大切さを再確認して、旅立つ。
普通、こういうお話なら、死因とかをもっと絡めると思うのですが
そこを使わないのが、ライトなのに、
すごい泣ける、不思議な読後感を生み出しています。
14年を経て、再確認できる大事なもの、
これを読んで思い出してみませんか?





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