漫画感想/それでも歩は寄せてくる 4巻(山本崇一朗)





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その恋、詰むや詰まざるや『それでも歩は寄せてくる』4巻が発売されました。42局から54局まで、2学期の終わりから年始、テスト勉強などのエピソードが収録されています。

あいかわらず歩は空気を読まずセンパイにむかってまっすぐ攻めてきます。桜子とタケルのペアでは、桜子がグイグイ攻めてくるのが、男女逆転してていいですね。タケルはうまくコントロールされている感じが、歩センパイペアとまた違う。

個人的に注目しているのはバレンタインエピソードです。桜子とタケルで1本、センパイと歩でもう一本。『からかい上手の高木さん』でバレンタインのパターンやり尽くしてないと思っていたのですがまだまだいろいろ出てくるのがすごいですね。

52局でも桜子&タケルに影響されて恥ずかしい会話をしてしまうセンパイと歩がかわいいです。

枠組みとしてはノーマルなラブコメですが、グイグイ攻める側と守る側が固定されているのが特徴。しかしたまにひっくり返る意外性が面白いです。『高木さん』でもよくみる演出ですが、キャラが普段見せない反応をするのはこちらもドキッとしますね。センパイ歩と桜子タケルの両パターンがうまく機能していて、お互いに作用しあっているのがほほえましく楽しいです。

チラシ裏のコーナー
山本先生は空気感作るのがうまい。漫画うまいからこそできる技術だと思うんだけど、ほんと空気で飯食ってる。

 





2 comments to “漫画感想/それでも歩は寄せてくる 4巻(山本崇一朗)”
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