漫画感想/タイムパラドクスゴーストライター 2巻(市真ケンジ・伊達恒大)





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『タイムパラドクスゴーストライター』完結2巻です。第8話「メッセージ」から最終話「あの頃」そして、特別番外編を収録しています。表紙には登場人物大集合ですが、左下の女性は、、!?

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2巻打ち切りという憂き目にあうこととなってしまった本作。主人公の行動倫理がなかなか読者に伝わらず苦戦しましたが、非常にチャレンジブルな作品だったと、いま振り返るとそう思えます。”タイムパラドクス”や”連載漫画”は表面的なものであり、創作そのものに対するモチベーションや気持ちを表現するためのギミックであったのですが、そこまでスムーズにたどり着けませんでした。しかし、2巻描き下ろしの特別番外編「いつかのいつかまで」まで読めば、この作品が真に伝えたかったことが伝わると思います。

彼らのその後や、未登場だった彼女も姿を現します。「いつかのいつかまで」読んで、初めて本作を理解できると言えるでしょう。評価されなかった話題作、まさに佐々木のその後のようですが、少しでも読者の記憶に残れば、と思います。





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