漫画感想/よつばと! 15巻(あずまきよひこ)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

変わらない日常と成長の一冊

約3年ぶりの新刊『よつばと!』15巻が発売されました。第98話「よつばとくつした」から第104話「よつばとランドセル」まで収録されています。

久しぶりの新作よつばと!を読める喜びとともに、あぁこれこれ!!!!という懐かしい気持ちでいっぱいになります。幼い子ども独特のワードセンス、ありそうでなさそうなギリギリのラインを責める感じがたまりません。どこかおかしい日常にニヤニヤしながら読み進めてしまいます。記念すべき第100話は「よつばといし」みんなでいい感じのいしを拾いにいくお話です。車に乗り、海に向かい、人に聴き、石を拾う。そんな普通で、でもちょっと非日常な空気が、本作を象徴しているようで、とても晴れやかな気持ちになります。帯にあるキャッチフレーズ「普通という奇跡」を感じるエピソードです。

今回は少し分厚い単行本。なぜそうなったかは、104話を読むと分かります。語彙も増え、絵や文章もかけるようになったよつば。その成長が形となった素敵なエピソードで、ここまでを連作として収録したかったのだろうなと、しみじみ思います。彼女の成長と、周りの人間の成長。様々な変化は、これからも私たちを楽しませてくれるでしょう。

チラシ裏のコーナー
しまうーかわいい。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です