漫画感想/チェンソーマン 11巻(藤本タツキ)





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みんなのヒーローチェンソーマン!?
VS
支配の悪魔?

第一部堂々完結!!『チェンソーマン』11巻が発売されました。第89話「がんばれチェンソーマン」から第97話「愛・ラブ・チェンソー」まで収録。果たして地獄の決戦の行方は・・・?表紙は制服を着たデンジ。

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93話「君と糞映画」ではデンジの魂の叫びが胸をうちます。普通になりたかった、いや普通よりいい暮らしがしたかった。何がしたかったか、極限状態だから出た叫び。地獄のような暮らしから這い出た先に求めたもの。これが少年漫画だよ、と思える、悪魔やヒーローではなく少年の叫びでした。そして94話95話の戦闘シーンに続きます。このマンガがすごいインタビューで、アクションシーンは得意ではないと言っていましたが、複雑な多人数戦闘をスピード感たっぷりに描いています。

コベニちゃんと岸辺さんもいい味だしています。生き残った数少ないキャラクターです。コベニちゃんの家族背景など気になるところはまだありますし、この愛されっぷりは続編でも登場しそうですね。岸辺さんは「契約内容か認識の問題」なんて説明してくれたり、解説役として渋い役回りでした。今後もお世話役としてちょくちょく登場しそう。

藤本先生ひとまずお疲れさまでした。じっくり充電してまた、最高なやつを描いてください。

チラシ裏のコーナー
趣味で悪魔を殺してる、って趣味でヒーローのオマージュだよな。




2 comments to “漫画感想/チェンソーマン 11巻(藤本タツキ)”
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