漫画感想/シグルイ 1巻(山口貴由・南條範夫)





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武士道は死狂ひなり。一人の殺害を数十人して仕かぬるもの

 

徳川忠長自刃からはじまる惨酷無惨時代劇。チャンピオンが誇る希代の鬼才山口貴由が紡ぐ時代小説『駿府城御前試合』の超解釈コミカライズのはじまりはじまり。

陰腹(かげばら)って今の価値観からするとすごいよな。自分の意見を陳情するのに、命を賭して申し上げる。明らかな上下がないと起きないし、あっても起きないだろ普通、と思ってしまう。ここから始まる物語の残酷さ、今と比べたら非現実であることの提起が一瞬で完了した。

 

「出来る 出来るのだ」は非常に良いネーム。常に外連味ある構図、画、文字が押し寄せてくる興奮に脳が溢れているが、その中でも象徴するようなシーン。

 

そして、岩本虎岩。本作の大きな、大きすぎるファクターであり、狂いの始まりの祖、素。マスターアジアなどとともに、三大イカレ師匠の一角とも言われているが、本当に彼の曖昧こそが当時の空気感を表すし、狂いの時代だったのだと思わされる。

 

 

 

 

 

 





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