第35話「交錯」から第41話「応援してくれている皆」まで収録。コスモ編ラスト、そしてギンガ編の始まりまで入ってます。
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タイマンなら流血沙汰も問題ないというバトル漫画みたいな世界観
野菜ジュースを眺めて琴乃を懸想するほど末期状態のコスモ。一方琴乃はコスモに執着する獣と交錯していた。
配信者とファンの関係性が逆転していて、コスモが琴乃に恋い焦がれている状態。獣たちの感情は常に醜く恐ろしく表現されている中、コスモの反応や表情はまるで恋する乙女みたいに描かれており、本作の特徴的なところだなぁと。スバルの”あの女”に対しての感情も、なんか可愛く描かれてるし、おっかなびっくり読んでる男性読者としては面白いところ。
ステージイベントで他の配信者も登場しており、この後のギンガ編に繋がってきます。展開に合わせて自然に配信者を増やせていてうまいなぁ。ステージが始まってすぐ何か起こると思って読んでいる読者の気を一瞬そらすことに成功しており、感情操作がうますぎる。手荷物検査や琴乃の「私が止めます」宣言など、細かいフリも散りばめられていて、作者の思惑が、あの獣の計画とシンクロしてゾッとします。
ラストは、獣たちの情念が乗り移った作画が素晴らしくて何度も読み直しちゃいました。ここら辺のコマだけ抜き出したら、バトル漫画にしか見えない。戦闘シーンと琴乃が感情を発露させる大ゴマは長いコスモ編を締めくくるに相応しい見どころでした。
おまけなどで、スバルが”イカレ女”を気にしてたり、りこめろちゃんがちょい登場するのうれしいね。
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