漫画感想/信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~ 3巻(藤堂裕・明智憲三郎)





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新たな明智光秀像を描く『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』3巻です。第13話「饕餮」から第17話「乖離」そして番外編が収録されています。表紙は獣のような表情の豊臣秀吉。

 

 

 

松永久秀、上杉謙信の台頭、そして暗躍する羽柴秀吉。乱世はさらなる混乱の渦へ。戦に次ぐ戦、消耗する織田群。裏切りの連続に苦悩する信長。裏切りを恐れた粛清が次の裏切りを呼ぶ。

上に立つものの苦悩を感じました。織田信長、明智光秀。ともに太平の世を目指したはずが、すれ違いや立場の違いから道を違えて来ます。

雑草をむしる細川藤孝の表情やばいですね。この3巻から各人物の表情がさらに生き生きとして顔芸が増えました。表紙にもなっている秀吉は特に生き生きとしており、キャラクターとして目立ってきた感じがします。

最終話の最終コマが、本作の肝ですね。ここから一般的な説との違いをどのように描かれていくのか楽しみでもあります。

 







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