Xで話題のコミカライズ『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~』7巻が発売されました。24話から27話まで収録。
半グレ、暗殺の母、青の水晶、ミラベルをめぐる三者三葉の攻防。そこにヤクザも混ざり、状況は混迷を深めてゆく、、、。
暗殺の母、ヤクザが半グレに絡んできます。絶体絶命の状態でも自然体を崩さず、仲間を守り、マイペースに行動する半グレリーダーの悪のカリスマ表現が素晴らしい。危ない魅力にあふれており、ちょっとカッコよく見えてしまう。
魔法と科学の設定がしっかりしてて、現代アイテムをふざけて出してたんだじゃなかったんだとわかるとゾクっときますね。
会話劇と情報の出し方がうますぎる。ミラベル周りの情報の伝わり方だけで、組織が右往左往する様は見ていて非常に滑稽です。作劇がうますぎる。
27話。ミラベルを連れて逃げるエルシー。ここでエルシーが奥の手を切ってきます。こんな荒業があるんだ。この不思議な世界観で、多くの読者はミスリードされていたけど、こういう手があるわけだ。この後釈放の流れまでエルシーは予測しているけど、果たして予定通りに事が進むのか、、。