漫画感想/のあ先輩はともだち。 1巻(あきやまえんま)





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snsで話題沸騰の『のあ先輩はともだち。』1巻が発売されました。FILE.001「のあ先輩と”友達”」からFILE.008「のあ先輩とお悩み」までとおまけ「のあ先輩は夢オチ」が収録されています。

定時で上がって優雅におひとりさま時間を過ごす大塚くんに、職場の先輩早乙女のあが絡んでゆく不思議なともだちコメディ。

 

本作の魅力は、”のあ先輩のキャラクター”の一言に尽きます。表紙に描かれているこのルックスで、恋愛依存体質で、重くて、距離の詰め方が早くておかしい女。一方仕事はできるアートディレクターの先輩という側面がまた読者を混乱させてきます。

出来る先輩に見えて、かなりメンタル弱めのダメ先輩。そんなのあ先輩に目をつけられた大塚くんの平熱っぷりとの対比がまた彼女を目立たせます。

2話で漫喫個室フラットルームなの展開が早すぎる。のあ先輩の距離の詰め方が早すぎますが、確かにオタク語り受け入れてくれる友達って嬉しいよね。「青春みたい」と喜ぶのあ先輩の学生時代が気になります。

LINE【作中はRINE】メッセージも多すぎて、返事を要求したり、自分で勝手に話を進んで凹んでいたりと、しつこくて重いムーブのお手本みたい。

のあ先輩本人は自分のことなんか、、と思っていますが、職場のリーダー豊武さんや周りの人はいい距離感で温かく接してくれている優しい世界なので、本人の気持ち次第なのかも。ネット友達の葱衛門も個性的な見た目とは裏腹にいい理解者です。

のあ本人が望んでいる”ともだち”という関係性が、これからどう変わっていくのか楽しみです。正直、恋愛体質ののあ先輩がこのまま”ともだち”で我慢できるとは思えませんが、そのとき大塚くんの対応はどうなるのか。

 

 





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