漫画感想／みょーちゃん先生はかく語りき 3巻（鹿成トクサク・無敵ソーダ）

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ポンコツかわいい巨乳保険医みょーちゃんが活躍するちょっぴりエッチなコメディ『みょーちゃん先生はかく語りき』3巻が発売されました。17限「慈愛の弾丸」から24限「保険医のグルメ」まで収録。

2巻でも触れたけど、ほんとに変な生徒が多い。生徒発信のへんな相談に乗るタイプで話が進んでいく。みょーちゃん先生はただ優しく最初はちょっと抵抗するも力になりたいと思いチャレンジする、みたいな流れが増えた。急に派手髪に染めた親友を叱ってほしい話など、変な相談はみょーちゃんに持ち込まれます。

18限「アダルトホリデー」では、各々の休みの過ごし方にみょーちゃんの動向がカットインして、最後に収束して爆発するカタルシスがたまらん。少ページで凝った構成になっていてとても好き。19限は夏祭りを楽しむエピソードかと思いきや、”人間の本質”に言及する話でびっくりしました。ゆるふわ天然じゃなかったんや、、。20限は女性のへべれけトーク。こういうとりとめのない話好き。

文化祭エピソードは結構エモくて好きです。大人になると、学校行事ちゃんと楽しんでおけばよかったなぁなんて懐かしく思うわけで、こういう振り返りには親近感覚えちゃいますね。みょーちゃんの変な遊び、孤独パロ、吉木先生の生徒人気欲しい話、など今まで広げていた設定がいろいろ盛り込まれていて、最後はやっぱりちょっとセクシーなところも見せてくれて、みたいな綺麗なまとまり方です。ヤンマガWEB配信とエピソード順入れ替えているだけあって、単行本としておさまりの良いラストにしてくれてますね。