アニメ映画感想/ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉





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大ヒットコンテンツウマ娘の劇場版アニメ『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』を見てきました。ウマ娘はソシャゲをちょっと齧ってる程度、元の”競馬”も知らないウマ娘初心者です。

 

 

 

 

未視聴者は回れ右、以下雑感メモ書き。

 

 

 

 

■基本的には、ウマ娘と競馬を知らなくても楽しめるように作られている一本の劇場用アニメ作品です。未経験者が通りやすい「ウマ娘って何やねん」というツッコミは、最初のナレーションとアグネスタキオンの言動で割とスッキリかき消されて見れました。なんでウマ娘はみんな走ってるのかと思ってたけど、走るの好きなんだ。本能でそういう種族って言われれば納得せざるを得ない。わざわざウマ娘という設定を説明しようとしてるのはSFっぽい。

 

■作画は3DCGより手書き(って言うのが正しいのかわからないけど、not 3DCGという意味)が多く、温度高い感じがします。レースシーンも、ゲームよりポリゴン人形が走ってる感じが少なく、高速で動いている手脚は残像で表現されており、ドラゴンボールの戦闘シーンのようなスピード感。ウマ娘たちのお顔も、整った綺麗なお顔ではなく感情がたっぷりのった歪んだ表情が多用されており、見ているこっちに熱が伝わってきます。

レースシーンは迫力臨場感MAXで、手に汗、いや全身の熱が上がり汗をかきながら目を奪われていました。レースシーンなんだけど、見ていない人にその良さを伝えるなら”戦闘シーン”だわ。

6月8日から始まるMX4D版は、レースシーンのためだけに見に行ってもいいまである。

 

■ジャングルポケット。ほぼ悟空。しかし本家の悟空はスランプに陥ったりしない。後半スランプになるあたりは心理描写が多く、スカっとしない時間が長めだったけど、彼女を主人公に据えつつ、他のウマ娘やトレーナーさんを活躍させるには必要な時間だったか。最初が悟空だっただけに、後半エヴァのシンジになったのを見てるのホントきつかった。

 

■アグネスタキオン。上坂すみれの好演、いや怪演ともいえる演技が素晴らしかった。ゲームでアグネスタキオン使ってたけど、こんな感じだったっけ?脳内を吐き出しながら走っているので、セリフ量が多く「なんやこいつ」と序盤は思うものの、背景がわかってくると非常に人間味を感じてくる。並走依頼も断るものの、ジャパンカップを見て走り出すシーンの感情すごかった。基本頭で考えて行動するアグネスタキオンですら、まだ解き明かしつくせてはいないウマ娘の本能には勝てなかった描写であり、多くの鑑賞者が望んでいた展開であったろう。

 

■ダンツフレーム。凡人努力枠。普通に可愛いけど、とりわけ取柄があるわけじゃなく、強い気持ちで努力してあの出走枠まで上り詰めたのか。タキオン居ないレースでジャングルポケットのライバル役を担ったが、ゴール後の悔しそうな表情が瞼に残る。合宿で水着姿を披露したが、自然にカットされておりその全貌は明らかにならなかった。

 

■フジキセキ先輩。ボーイッシュこざっぱり良い姉さんだと思ってたら、早朝の河原ですごいカッコしてきて笑ってしまった。いや勝負服は知っていたけど、誰もツッコめないシチュエーションであのセクシーさは真剣な笑いになってしまっていた。表にはあまり見せないけど、トレーナーさんとの関係性や、ダービーに対する想いなどもっともっと話を聞きたくなるようなウマ娘だった。

 

■映画見てから、ジャングルポケット周りを史実を調べました。レース結果とか雄叫びとか、史実を知ると創作部分は深みが増します。元の競馬のエッセンスを抽出していることが、競馬好きな人へのウマ娘の人気の理由の一つでしょう。また、史実をもとにしていることが、フィクションがたどりがちな道筋とはちょっと違うのもいい味だしていて、競馬を知らない人への魅力になっているのだろうなと思いました。(マンハッタンカフェのチラ見せ感、元から居たという前提がなかったらゼロから作られなさそうなポジションですよね)

あと、同じく史実の新時代を担いウマ娘プロジェクト発表時には居たものの、姿を消したクロフネについても知りました。

 

 

■え、ジャングルポケットとダンツフレームって育成可ウマ娘に実装されてないの!?

 

 

 

 

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