高濃度アクションの連続!!激戦必至の怪獣9号戦の行方は、、
ジャンプ+の看板作品『怪獣8号』14巻が発売されました。第105話から112話を収録。カラーピンナップの東京ドームめっちゃかっこいい。
成長と奥の手を交互に繰り出す接戦絶戦の連続に緊張感が高まります。107話では怪獣9号の目的がわかり、おぞましいその光景にゾッとさせられます。それでも亜白ミナとのコンビで肉薄するカフカ。最恐の怪獣9号戦の行方は果たして、、、。
被せあいがすごい。バトルマンガの肝は、順番にカードを切ることで、新しい技とか修行した回想とか、読者が納得できる勝つ理由を順番にだしていくものなのですが、その濃厚さがほかのバトルでは味わえないレベルで圧倒されます。あの人との修行、あの人にも隠している奥の手、相手も出してくるさらなる特性と、14巻まるまる被せあいで、怪獣8号vs怪獣9号であり、作者vs読者であると感じてきます。濃厚なレベルの高いアクション作画もあり、すさまじい緊張感で走り抜けた1冊。
怪獣8号のことが報道されて、世に知られたのは嬉しい一方、今後のカフカの取り扱いに絶対影響があるだろう。救世の人気者になるか、畏怖され厄介者になるか。ちょっと楽しみでもあり怖くもある。