AIの未来を描くSF『深層のラプタ』完結4巻が発売されました。21話「大人っぽい」から最終話「同じところに」まで収録。気になる佐山さんの続きからラストまで一気に駆け抜けます。
クロゥリクの神様論は非常にうなづける。神は人間が作ったものだとハッキリ理解できてるとスッキリ生きれる。それがアリスを救い。今の行動原理を作り上げていた。
人は神を捨てAIに祈って生きるのか。AIは何を目的に動き続ければよいのか。俺たちはラプタに管理され、らぷ太と共に生きる選択に迫られている、、、、。
完璧なAIは果たして神なのか?という問いにしっかり応えた名作。露悪的な要素が目立ちますが、AIと人間を真摯に描いた作品だと思います。
佐山さんもなんか収まるところに収まった感じでよかった。


