漫画感想/ピンポン 2巻(松本大洋)





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12話「老人少年」から22話「5人の卓球選手」まで収録。

 

だからペコに対して遠慮して卓球する月本のことほっておけなかったのか。昔の自分を彷彿とさせるから。

 

 

スマイルの卓球の言語化がすごい。”相手選手の心情を考慮して打つ君の球”は”醜い”。”驕りが過ぎる”んだな。

 

月本の一回戦の相手(大鵬・江上)は可哀想だけど、彼の心情描写がえぐくて素晴らしいな。彼なりに真面目にちゃんと卓球やった結果だが、2球で心折れて、もう今後どう過ごすか考えてる。たった2球で凡人の3年間が無意味だったと判断された。

17話~19話は緊張感がエゲつない。わかりやすく1話1セットにすることで試合経過の時間が読者にもダイレクトに伝わり、時間がゆっくりになるゾーン的な事とか長い心理描写を使うことなく、シンプルに強い演出だ。

タムラのオババもやはり関係者だったか。大人がかっこよすぎる。

初めて5人が邂逅するインハイ予選だったが、まだ彼らの道筋の序盤。この経験を超えて彼らの球はどう変わっていくのか、これから楽しみです。

 

 

 

 

 





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