■メイン二人の幼少期、出会いから、それにのめりこんで、、、、成功と挫折もあり、、、そしてそのラストまで、、、という意味で「国宝」に近い。歌舞伎と100メートル、多くの人には身近ではない”それ”に出会い、狂い、挫折し、それでも離れられない、、という物語が、この年に2本生まれたというシンクロニシティについて考えさせられる。
■メイン2人のキャストが俳優さんで、周りを固める名わき役たちはガチ声優のパターン。しかし違和感は全くない、むしろこのリアル感にマッチしてて最高。
■財津のスピーチだけでも、2000円払った価値ある。わかるようなわからんような、しかしはっきりと方向性を示してくれるあの言葉。自分でもびっくりするくらい刺さった。
■挫折と再起、失って初めてわかる自分と100メートル走への感情。公園での嗚咽号泣が最高だった。

