令和のふつうの部活モノ『ふつうの軽音部』9巻が発売されました。76話「その感情を知る」から84話「バンドTシャツを作る」までと「部活動見学に行く」番外編「クラスマッチに出る」を収録。

軽音部をよく思っていない指川と顕現はとっちのデュエットは圧巻のクライマックス。そして激動のハロウィンライブは幕を閉じ、舞台は次の合同ライブへ。
イベント間の、メンバーのやり取りがめっちゃ面白い。この日常、普通の会話劇が本作のすばらしさなんだが、今回は特に、幸山厘と鶴亜沙加のマッチアップはワクワクしかない。
打ち上げお出かけ、幸山厘も私服ガーリーで可愛いのが超意外でびっくりした。
パンク野呂、るりちゃんにド真ん中ストレート指摘にひざを折っていて泣いた。野呂くんがパンク始めた理由の叔父さん、ほんとダメ人間そう。この作品の大人、ほんとやばいのが多い。それが音楽に誘導している感じもあるけど。
水尾くんの無表情ボケ、いつか理解できるようになるんだろうな。それが最終話かもしれないし、エピローグかもしれないけど。
古旗さんのカップリングダービー、良い趣味してるよな。脇役もただならぬ性格してる。いい趣味してるよ。彩目の”ふつうの仲良しグループ”表現が可愛すぎる。この娘、こういう性格を内包してるのがズルいよな。Tシャツデザインコンペにもやる気だして猫口になってるのかわいい。


