【訃報】ゲームクリエイター飯野賢治さん急逝





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ゲームクリエイターの飯野賢治氏が2月20日に高血圧性心不全で急逝されました。
ご冥福をお祈りいたします。
以下、ゲームサイトなど報道各社の反応です。
■ファミ通:ゲームクリエイター・飯野賢治氏が急逝
【http://www.famitsu.com/news/201302/21029211.html】
■朝日新聞デジタル:ゲームクリエーター飯野賢治さん死去 「Dの食卓」作者
【http://www.asahi.com/obituaries/update/0221/TKY201302210302.html】
■産経ニュース:ゲームクリエーター、飯野賢治氏が死去
【http://sankei.jp.msn.com/life/news/130222/trd13022207020000-n1.htm】
■4Gamer:飯野賢治氏,42歳の若さで死去
【http://www.4gamer.net/games/067/G006799/20130221105/】
■ねとらぼ:奇才か、それとも―― 飯野賢治さんの作品をあらためて振り返る
【http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1302/22/news133.html】
代表作:エネミーゼロ・Dの食卓・リアルサウンド~風のリグレット~ など
プレステとセガサターンが活躍していた次世代機黎明期に
意欲作を投じ、プレゼンや発表方法なども含めて彼の作品でした。
ゲームクリエイターがメディアに出るのは珍しい時代で
非常に強く作家性を示し、強いメッセージ性を持ってゲームを作り続けてきました。
2009年の記事にこんなものがあります。
■飯野賢治氏が家庭用ゲーム業界にカムバック! Wiiウェア『きみとぼくと立体。』を発表、配信
【http://www.famitsu.com/game/news/1223123_1124.html】
このインタビュー記事から、きらきらした笑顔で子供のように
うれしそうにゲームのことを語る姿がありありと想像できます。
ここから少し自分語りになります。
彼が時代の寵児として、活躍した時代、自分は中学生でした。
彼が作り出す”新しい”ゲームには心踊らされましたし
幼心に「これはいままでなかった、新しいものだ。俺は今すごい瞬間に立ち会ってる」
ということを感じたことを覚えています。
ゲームという表現の可能性が、ぐぐぐと音を立てて広がっているのを感じました。
その可能性は、今も続いています。
彼が完成させられなかったもの可能性も、
今のゲーム表現の一部となって広がって、綿々と続いています。
惜しむらくは、それが彼の手で作られるのを見れなかったことでしょうか。
さきほどの記事によると、まだゲーム制作に対する意欲はあったでしょうし、
結果、ゲーム製品という形にならなかった企画なども多数にあったと思われます。
「飯野賢治」に限っては、
その志を継ぐ者、弟子が現れてほしいと、望むこともありません。
彼、飯野賢治は唯一無二にして、強烈な個性であり、存在でした。
その星が消えゆくさまがとても悲しい。
それだけです。





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