本日アフタヌーン発売。
げんしけんはやっぱり面白いですね。
斑目がアンジェラのアプローチうけつつも
まだ意識してなくて、
ただ、アンジェラはしっかりすべて理解したうえで
斑目のことカマかけてるのが、すごくいい。
大事なことだからもう一度言う。
この関係性が す ご く い い 。
大ゴマであのセリフ言わせてるのが
すごく解り易く、アンジェラのスタンスを明確にした、いい見せ方だよね。
こういうのができる限り、木尾はくいっぱぐれないよなー。
げんしけんが面白いのは
恋愛における力関係がしっかり明確に把握できる状態にあって
その差が歴然としている中でドラマ成立させてるのが、
(リアルではないけれども、)読者にリアルを誤認させる味付けになってるところかな。
サキ、大野のいわいる”恋愛強者”と
その他大勢の”弱者”、そして神クラスのコーサカ。
オタクものに恋愛要素いれるとファンタジーになりがちなのだが
そこはファンタジーなりにうまいことやってる気がします。
コーサカとかハトくんの存在がかなりファンタジーだけど
1代目でも、最終的にはリアル風な展開になったもんね。
木尾のいいところは、ちゃんとキャラクターではなく人間を描いているところ。
キャラクターを人間っぽくしてるんじゃなくて、
人間をキャラクター化してる気がします。
おおもとがどっちかという問題だけだけど。
あと、本題からずれるけど、
斑目の
「学生ん時はコミケも三日間始発でいって、骨折してもならんだし
バカやってたけど、社会人になってみればなんとか一日休むのがやっとで
そりゃあパッション薄れるよなぁ」
みたいなセリフ、、、、わりとシャレにならなくてジーンときた。
あんなにつるんでた久我山とも卒業式以来みたいだし、
社会人5年目?やってる自分としては思うところあるよね。
むげにんは単行本で読むから読まない!
と決めているのだが、どうしてもやっぱり目が行ってしまって
読んでしまう。