長く続いた恋物語も佳境に。
結末は次に持ち越しですが、
かなり超特急で話が進みます。
ただ、この台詞は、この演出は、
24巻分積み重ねた作品だけが許される演出なのだと感慨深い気持ちになります。
引き伸ばしと揶揄される展開もありましたが、
これだけのエピソードを積み重ねたからこそ
生み出す重さ、がこの作品にはあります。
あの時のあの話、あの言葉、言えなかった思い、
全部ひっくるめて、こうなった。
ここまで一緒に来たなら見届けましょう。
それが読者の正しい姿勢だと、切に感じています。