『SS』? 『PS』? 『PC』!? そんな覇権を争っていた古き良き家庭用ゲーム発展の1996年。腰パンチーマーがオヤジを狩りゆく封鎖された渋谷で、ふたつの恋路が交差した──。
ハルオがホームの溝の口に居にくくなってなんとなく渋谷に居つくようになるシーンはゲーセンコミュニティあるあるなので懐かしかったです。ジェネラル倒して認められるシーンがあとの伏線になっていたり。後半ガッツリ攻めてくる日高をかわし続けるハルオだが最後のヒキでついに!?というかなり続きが気になる展開に。
単行本派の読者もつい掲載誌を読みたくなっちゃいますね。個人的には、ここまで攻められると日高のこと気になっちゃいますね。いままでここまで攻めてくる負けヒロインが存在したのか!?ここまで来たら当確でしょう!?
大野ファンは、ここからどう動くのかが次巻の楽しみになるんじゃないでしょうか。今回は恋愛模様描写が多いため、いつもより少しゲーム成分薄目でしょうか。人間関係のやりとりやイメージでゲームキャラをつかった演出がありますが当時のゲームあるあるで楽しみたい方には物足りないかも。