Twitter上の評判があまりに良いので『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』を見てきました。TV版未視聴勢です。
結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです。TV版を見ず、情報下調べも全くなしで見たのにちゃんと楽しめるように作られていました。同じように、全く情報を入れてない人にほど見てほしいです。丁寧にキャラクターのバックボーンを説明してくれると思いきや、唐突の展開。脳内が???で埋め尽くされ始めても、混乱する暇もなく次々と美しい映像が襲い掛かってきます。序盤から連なる美しい感情の暴走、圧倒的な音、外連味たっぷりの口上、すべてが合わさって波状的に情緒を殴り続けてきます。マスクの中で、口がぽかーんと空いているのを途中で気付きました。
美しい関係性を表現するのには、美しい台詞と美しい映像しかない、なんて単純なことが今分かった気がします。個人的には、京都の娘と眼鏡の娘が好きです。パートナーとの関係性も物語も最高で、楽曲の演出と口上が格好良すぎた。円盤も欲しいですが、それよりスクリーンで何度も見たくなる映像。脚本とサントラも欲しいし、TV版も今から見ます。少女たちのきらめきを何度も浴びたくなる、わがままな観客でありつづけたくなります。
全然知らない作品でも、SNSの評判が良い映画はできるだけ見ることにしています。あのキンプリに出会えたという成功体験がそうさせるわけですが、おかげさまで今回も素敵な作品に出会えました。
■Febri:古川監督インタビュー
読んだらいろいろしっくり来ました。”ヤンキーマンガ”というキーワードや、幾原作品の中核メンバーであることなど、点と点繋がる情報が多い。「お金を払って怖い体験をさせたい」なんて最高のサービス精神じゃないですか。
3周年記念リバイバル上映で、イオンシネマみなとみらいで見てきました。2年ぶりのスタァライトです。平日夜20時半なのに席が半分くらい埋まってます。時間ギリギリで駆け込むスーツ姿もちらほら。みんな元気をもらいに来てるんだろうな。2年ぶりの清水寺デコトラや「殺してみせろよ大場なな!」が体に染み渡る。99期生口上もかっこいいのなんのって。1週間限定の予定が、みなとみらいではもう一週間延長の模様。自分ももう一回くらい浴びに来ようかな。