漫画感想/放課後ひみつクラブ 1巻(福島鉄平)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

 

決めセリフは「ヒミツミッケ!!」

 

ジャンプ+で毎週火曜日更新、話題の作品『放課後ひみつクラブ』の単行本1巻です。その1(前半)「謎の美少女のヒミツ」からその5「中庭の貯水池と風紀委員のヒミツ」まで収録。

 

序盤でわかると思います。この作品の雰囲気が。

 

『サムライうさぎ』『ボクらは魔法少年』など少年の新たな性癖を掘り起こす福島鉄平先生の新作です。最初数ページでこの不思議な雰囲気が伝わると思います。正直、人を選ぶ作風で合わない人もいるかと思いますが、好きな人にはドストレートでしょう。

蟻ケ崎さんの降りまわされるのは、猫田くんも読者のも一緒。しかし猫田くんはちょっと余裕があるし、楽しそうです。蟻ケ崎さんの都合の良いように面白い世界観。これは新しいハルヒであり、戦場ヶ原なのか。

1話2話で世界観をつかみかけたところで、エキセントリックな3話を食らいます。4話でふわふわしたオチを浴び、5話で広がる世界観に耐えられれば、あなたはもう本作の虜になっているはずです。

細かい違和感もちりばめられていて、これは後々に回収されるのか、ただのお遊びなのか。作者と読者の駆け引きみたいなものもあり、新しい時代の推理マンガなのかもしれません。

 

 

 






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です