配信感想/大脱出 1・2話(藤井健太郎)





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『水曜日のダウンタウン』でおなじみの藤井健太郎が演出する、地上波ではできない脱出バラエティ『大脱出』です。埋められたクロちゃん、謎の白い部屋で目覚めるきしたかの高野と岡野、お菓子の部屋に閉じ込められたトムブラウン、公衆電話の部屋で喧嘩するみなみかわとお見送り芸人しんいち、そしてそれをモニタリングするバカリズムと小峠。各々の脱出がオムニバス形式で描かれています。

DMMプレミアム(DMM TV)

■1話

首まで埋められて全く身動きが取れないクロちゃんの絶望感。身動きが取れないのは本当にしんどそう。他の部屋はクイズやラジオ投稿など脱出の糸口が示されていますが、クロちゃんのノーヒントっぷりはある意味信頼されてる証でしょう。見ているこちらもハラハラしました。「体温奪われて何もできません」が地味に怖い。いろいろ要求するのが空回りするのが

高野岡野コンビ、意外と仲良くて草。トムブラウンはひたすら同じ画で新しい発見も少ないからちょっと地味だな。甘いものをひたすら食べ続けるという、絵的に面白くないけど本人はすっごい辛い感じ。みなみかわしんいちは逆に頭を使うし、ひとつずつ進んでいくのが分かりやすいのでイライラしないね。みなみかわとしんいちがギスギスしてるけど脱出には近づいている。高野岡野は仲良くラジオ投稿考えているけど、ほとんど進まない。この対比が面白い。

バカリズムと小峠やツッコんだりコメントしたりと視聴者の気持ちを代弁してくれているのが、補助になっててよい。TVでも多用される、VTR見る形式はこういう利点があるんだろうな。考えられて作られてきた形式の強さを再認識した。

 

■2話

googleになぞかけを聞くクロちゃん。酷い目に合っているのに笑えるのは、視聴者が悪いのか、クロちゃんをそういうキャラに仕立てあげたTVが悪いのか。「今回は配信番組なのでフリー音源を流します」とか専用の設定されているのが細かい。優雅な音楽の中”配信番組”というワードに気付くクロちゃん、こんな狂った企画水曜日以外ないと思うよな普通。小峠の「土の上のルンバ」というワードセンス。いろいろ動かせるようにはなったけど、まだ全然脱出の兆しは見えなくて楽しい。

みなみかわしんいちのテレフォン部屋。かもめんたる槙尾さんの株がただひたすらに上がり続ける。「いま暇ですよね?」のひとことで上野動物園に行かされる先輩芸人。ちょくちょく映るギターとR-1トロフィーがジワる。みなみかわの嫁も大活躍で、芸人にDMしたり

「つるはしひでき」「喜怒哀らーく」仲良くラジオネームを考える高野岡野。愛煙者はこの状況でもタバコ欲しがるんだな、、、。『水曜日のダウンタウン』で、愛煙者デスゲームしてた芸人たちの必死さが分かる。”読めない漢字はかっこいい”話で盛り上がるラジオにやきもきする姿が滑稽過ぎる。

お菓子を食べ続けてイライラするトムブラウンは可哀想だな。企画的にハズレに見えちゃう。寝っ転がる画も狙ってるのかなって思っちゃうな。お菓子の家脱出後から盛り上がるといいけど。

最期、新たな脱出者?が示唆されてまだ終わりじゃないぞこの企画って感じがいい。

 

 





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