漫画感想/ちえりの恋は8メートル 1巻(ミトガワワタル)





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ジャンプ+配信の特殊ラブコメ『ちえりの恋は8メートル』1巻です。1話から10話まで収録。

 

 

身長8mのクラスメイト大峰ちえりと小滝夢路のラブコメ。一緒にランチ、一緒に登校、相合傘、クレープデートなどラブコメでは定番のシチュエーションもどこか違う展開になるのが面白いです。登校シチュから、ヒロインの肩に乗るから髪からいい匂いがしてドキドキする、っていうところまで発展するのは、作者の想像力に感服しました。そういう巨女ならではの特殊エピソードから始まって、最後は普遍性のあるラブコメで終わるのはズルいな~。

個人的に好きなのは6話。雨に濡れた身体を乾かすためにちえりの家に行く二人。ちえりの生活周りが判明したり、恥ずかしがるちえりがかわいい。でかい下着が絵的に好き。7話の眼鏡、8話の想像ファッションショーも好き。

ちえりは、夢路をからかうのが好きだけど、恥ずかしがり屋でもあり、作品において巨女だけがアイデンティティじゃないのが良いです。明るいギャルとか食いしん坊とか、いろんな側面がベースにある中で、巨女が乗っかってるので、生き生きとラブコメしています。

巨大少女支援局というSF設定もあり、ただのラブコメで終わらない感じがします。油断すると『怪獣8号』みたいになるかも笑。ミトガワ先生のちえりへの愛をたっぷり感じて、読者も幸せを感じられる、素敵な特殊ラブコメです。

 

 



チラシ裏のコーナー
全然自分が興味なかった方向性の作品を、面白いと感じさせてくれたので地味に感動している。ラブコメの地平はまだまだ遠い。なんでもある。




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