漫画感想/ケンガンオメガ 5巻(サンドロビッチ・ヤバ子、だろめおん)





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『ケンガンオメガ』5巻です。39話「勝負あり」から49話「VS.蟲」まで収録。表紙は様々な方面で活躍する暮石光世。この人の師匠っぷりすごいよね。いつか戦ってるところが見たい。

 

龍鬼が最後に踏みとどまった。何かを振り切って、まだこちら側であると示した。阿古谷はそこに何かを見出したようだが、この試合で踏みとどまったのは大きい。光我や山下はそれを見て、まだ救えると思ったからだ。二人を対抗戦代表選手に選出したのは、一縷の望みをかけた判断だろう。

 

『ケンガンアシュラ』での絶命トーナメントに出場したかつてのレジェンドたち、本来であれば対抗戦代表選出に選出したい闘技者ばかりだが、行方不明、組織の理由などからなかなか決まらない。少し当て馬っぽい役割をさせられていた茂吉と理人が再活躍の機会を与えられるっていうのが憎いね。エレナちゃんかわいい(カバー中含む)。理人は、オーソドックスな基礎を学んだことで成長しているというのがいいね。素質と努力の二つが合わさって、本当に強い選手になるっていう過程が大事。バリツ好きなので茂吉また頑張ってほしい。

そして拳願会の中で対立する、かつてクーデターまで企てた速水派閥や岩美重工も動き出す。一筋縄ではいかない社長と闘技者たち。山下建蔵や坂東洋平など、懐かしい人物たちが絡んできて、物語はさらに混迷を極めます、、、。

 

 



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