【単行本感想】源君、エバーグリーン、球場ラヴァーズ





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最近発売した単行本の感想を
書かせていただきます。
みなさんの新しい漫画開拓などにお役にたてれば^^
・源君物語 1巻
源君物語 1巻
毎週ヤンジャンでも読んでいるのですが、
連載は1話あたりのページ数が少なく、なかなか感想も書きにくかったので
1巻発売記念ということで改めて。
幼いころから女性にいじめられて育ったため
女性が苦手な主人公。
大学入学を機に、克服しようと決心し
同居の伯母(大学教授、専門は源氏物語)の協力を得て
がんばる話です。
源氏物語にならって14股するとのことですが
1巻現在ではまだ1人の女性相手に悪戦苦闘中。
連載では二人目の女性も出てきますが
先は長そうです。
連載誌では1話が10ページに満たないので
物足りなかったのですが、まとめて単行本で読むと結構ボリューム感じますね。
作者の画力が高いので絵を見てるだけで結構読めます。
あとがきによると、初めての連載だそうですが、
これだけの画力であれば展開が若干弱い場面でも
読めるのは漫画の不思議というか、妙ですね。
表紙にもなってるクールな叔母・香子さんが
個人的に大ヒットです!!!!
研究のためなら、まゆ一つ動かさず胸を差し出すこのクールさ(笑)
源氏物語をなぞるためか、年上女性がいまのところ多いのですが
その中でもひときわ輝くキャラですねー。
・エバーグリーン
エバーグリーン 1巻
連載では未読だったのですが
「原作:竹宮ゆゆこ」に魅かれて購入。
大当たりでした!!!
とらドラ や ゴールデンタイム で窺えるゆゆこ節が
ばっちり炸裂しているので、ゆゆこファンには間違いない作品ですね。
また作画のカスカベアキラ氏の絵や、文章ではなく漫画ということもあり
小説より比較的ライトに読めます。
各キャラの葛藤など精神状態が文章のように直接ではなく
絵として間接的に体験できるからでしょう。
もちろんゆゆこファンなら、台詞回しや展開、キャラ設定などから
プロットはどんな感じなのか想像しながら
より深く味わうことができますね!
・球場ラヴァーズ 5巻
球場ラヴァーズ 5巻
石田敦子には無条件に反応してしまう身体になりました(笑)
もとから大ファンでしたが、この作品でさらに好きになりました。
一行で説明するならば
「カープファン3人の女性がカープを応援する話」なのですが
野球にまつわる様々な文化・事象を、観戦するファンという視点から
3人の置かれた境遇と併せて展開していく話です。
 
 高校生のいじめ、大学受験
 アニメーターの仕事、
 30代OLの仕事、結婚
 そして大地震、、、、、
連載当初はそんな普遍的な問題と野球がこれまでにマッチするのかと
驚いたものです。
自分は野球をあまり知らないため(いい意味で)騙されている部分もあると思いますが
それでも石田流の演出にはこぶしが聞いてて感情移入してしまいます。
あと、石田さんがアニメーター出身なのもあるのですが
キャラが”しゃべっているだけ”のポーズがすごく決まってるんですよね。
表紙も大きく見て欲しくて今回画像大きくしたんですが
野球について語ってるだけのシーンでも
キャラクターは常に躍動的な動きのあるポーズが多いです。
また、シリアスな台詞の時はぎゃくにしっかりとした一枚絵で
その対比が、アニメーションの気持ちいい動きの絵と
クオリティの高い止め絵を彷彿とさせます。
この表現方法は(自分が知る限りですが)石田さんの特有のもので
前々から使われていました。
恋愛について語る漫画(らぶんらぶ、純粋デートクラブなどなど)
でもロマンチックに使われていたのですが、
今作では特に、応援など動きが出る元気な部分と
キャラクターが問題を抱えて悩む部分のギャップが
この表現でさらに強調されていて
ますます魅力的に感じます。
【おまけ】
・モテる小説
漫画じゃないのでおまけ扱いでスイマセンw
定期巡回してるサイト「ココロ社」さんが
本を出したということで気になってました。
本屋行ったらたまたま平積みしてたので買ってしまったw
自分語りで申し訳ないですが、
漫画やアニメが好きで大量摂取してるとどうしても
現実の恋愛ごとでも、無意識に同じように考えてしまうので
こういうわかりやすく、事実を突き付けてくれる本はありがたいですね。
友人にも広めようと思いましたw





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