漫画感想/よふかしのうた 19巻(コトヤマ)





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サンデー本誌で完結した『よふかしのうた』19巻が発売されました。180話から190話まで収録されています。

 

コウくんの友達に「女の知り合い多いな~」って思わせたくて、わざわざ声かけるアンコさん性格悪くていい。「女のかおしてるんよなぁ~」という観察も含めて。

いつもの軽口とシリアスが混ざり合う夜。しかしそんな夜は長く続かない。互いが意を決して言葉を口にしたとき、別れが始まる。クラスメイトと生きる日常という昼、吸血鬼たちと遊ぶ夜。夜はもう明けようとしていた。

サンデー本誌ではすでに最終回が掲載されて、読者にも明確なカウントダウンが突き付けられた1冊。本作のテーマでもある「好きになるということ」について、照れながらも踏み込んだ2人の終わりが見えてきます。

あきらの感情については、正直ほんとかぁ~と思いましたが、あまり捻った表現しないと思うので、本人が違和感なくそう言うのであればそうなんだろうな。他人の弟みたいな存在、と恋愛の違いはまだわからないけれど。

いろんな服装、髪型、表情のナズナちゃんが見れてうれしい一方、それが終わりに近づいている実感も大きくなっていきます。コウくんだけじゃなく読者も少しずつ好きになっていくヒロインって珍しいんじゃないのかな。読者の感情コントロールする作劇もうまい͡コトヤマ先生が紡ぐ夜明けがどのように描かれるのか、来月の最終20巻発売を楽しみに待っています。

 

 

イケメン王子
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