漫画感想/紫雲寺家の子供たち 1巻(宮島礼吏)





【PR】本ブログはアフリエイト広告を利用しています
  

マガジンで『彼女、お借りします』を連載中の宮島先生の新作、『紫雲寺家の子供たち』1巻です。第1話「紫雲寺家の秘密」から第7話「三女の告白」まで収録。

 

名門紫雲寺家の長男として才色兼備の姉妹たちと騒がしい毎日を過ごしていた紫雲寺新(あらた)は、末妹の誕生日に驚愕の事実を知らされる。信じていた”家族”が揺らぎ、彼女たちとの関係性は変わってゆく、、、。

謳華と志苑の関係性が好き。家族として信頼があって、他には言えないようなことも相談することができる。二人の性格によるところが大きいと思うけど、本音を口に出さない姉妹が多い中にちょっと特別な二人。

 

個人的に気になるのが次女の清葉(せいは)。感情を表に出さず理性的な印象ですが、行動はぶっ飛んでるというアンマッチな感じが印象的。こういう人が感情に自覚的になった時が怖いんですよ。

姉妹たちの紹介や感情整理に終始した1巻ですが、みな魅力的なので流石に読ませる内容になっています。週刊連載と同時進行ですが、登場人物の魅力的な表情を生かした細やかな作画も健在。完結までもプロット完成して走り出している連載みたいで、安定して素敵な物語を読ませてくれるんだろうなという信頼があります。果たして、家族と男女の愛の物語はどこに落ち着くのか。これからが非常に楽しみな作品です。

 

 

マンガPark
installはこちらから↓

 

 





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です