女優とマネージャーの禁断の恋を描く『恋文と13歳の女優』1巻です。ACT.1「ビジネスパートナー?」からACT.4「共有」まで収録。
中学生タレント羽賀あやののマネージャーを務めることになった主人公一色。何を考えているのかわからない彼女に翻弄されてゆく、、、。
ここまで“小悪魔”という表現がぴったりのヒロインもいないでしょう。最初っから好感度が高すぎて不安になります。俺なんかやっちゃったっけ?と気楽に受け取れればいいですが、相手は中学生で担当タレント、そうはいきません。慣れない仕事と慣れない感情、慣れない環境に囲まれた主人公が悪戦苦闘しながら仕事に向かいます。
ここからエピソードを積み重ねて変わっていく関係性を楽しむ作品だと思うのですが、ある意味ホラーとも取れる展開に、びくびくしながら読み進めることになりそうです。魅力的で手を出してはいけないからこそ怖い。