漫画感想/【推しの子】14巻(赤坂アカ・横槍メンゴ)





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話題騒然の転生芸能界ストーリー【推しの子】14巻が発売されました。百三十一話から百四十一話までを収録。映画「15年の嘘」の撮影が始まる。星野アイを理解して良い芝居をしたいルビーは壁にぶち当たるが、、、。

 

 

百三十四話は、個人的にすごく印象的な回です。演技経験者じゃないと分かりにくい「役に入り込む」という表現をうまく言語化して説明しています。それがいかに必要で、難しいことか。アイとニノ、星野ルビーと有馬かな、2人が2人を降ろして自分を重ねて演技する。血の通った感情を手に入れるために、プライベートの人間関係も犠牲にする姿にゾッとします。ルビーが出した結論は爽やかなものでしたが、このわずかなフィクションが読者に向けた救いになりました。

アイドルグループで圧倒的ワントップが出来上がるケース、自分は過去に欅坂のドキュメンタリーで似たような構図を見た気がして、理解に対する補助線がひかれてしまいました。

カミキヒカル、姫川愛梨と、アイにまつわる人物の描写も深まっていきます。過去の芸能界の闇にも触れ、撮影はさらなる難題へ、、。この物語がどこにたどり着くのか、非常に楽しみです。

 

 

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