漫画感想/メタモルフォーゼの縁側 1巻(鶴谷香央理)





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第1話から第10話まで収録。

人付き合いの苦手な女子高生と75歳のおばあさんが、BLを通じて、心を通わせる。

マンガを通した人付き合いというのが、意外と新鮮で、そういえば『げんしけん』の初期の空気を思い出しました。人との会話が苦手でも、隠れた趣味の同好の士のためなら身体が動いてしまう感じ。つい続きを貸してしまいそうになったり、作家が来る即売会に誘ったりと、普段だったら絶対しない行動の原動力になってる。それは誘われた老婦人側も同じで、75になって出会ったいままで知らなかった世界に心躍らせて、重い脚を前に出す。

あのイケメンくんは今後どうかかわっていくのだろう。いまのところ、主人公が学校という社会につながっている最後の一筋に見える。異性の幼馴染がそういうのになってるのは、女性向けでも男性向けと変わらない構図になりがちなんだろうな。

 







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