アニメ映画感想/ふれる。





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超平和バスターズお三方の新作。今回名義は超平和バスターズじゃないですね、秩父三部作じゃないからかな。

 

■男3人組のところに、女性2人入ってきて、恋愛事で揉めるのが見えすぎてちょい辛かった。女性キャラのせいじゃないっていうのはわかるけど、最後の「なんであの人好きになったの?」の答えがアレだったり、なんか女性キャラに対するフォローが少なめなのが、非常にモヤる。周りのことが見えてて空気読みがちなキャラが、好きになる理由にがっつり外見をあげるのは、一周回って深いのかどうか自分にはよくわかりませんでした。「アリスとテレスの~」みたいに恋愛が大きなテーマだったらいいけど、本作では本筋とはニアミス要素なので、そこでひっかかって気になるのはマイナス要素。

 

■全然BL作品ではないんだけど、女性キャラが堂々たる脇役!舞台装置!みたいな感じで存在するのは、BLしぐさっぽく感じた(自分のたいして多くないBL体験からの印象です。

 

■コミュニケーションの問題、としてここさけの別バージョンな気もする。謎の生き物ふれるの存在がエブリデイマジックだが、それ以外は実写作品でそのままできそうなリアリティラインで、あの花→ここさけ→空青→本作、とだんだんアニメ的記号要素みたいなの減らしてきてる感じがした。出演者も声優→俳優に寄らしてきてる感じなので、絵の演技も声の演技と合わせるためかアニメっぽい表情すくなめか。

 

■恋愛要素があって、カップル成立しないとそれはそれでカタルシスないな。それはテーマじゃないと言われたらそれまでだけど、殺人事件のピストルみたいに出したらなんかに使ってくれという気持ち。ここさけのラストも、そこくっつくんかい!?と思ったけど、恋もかなわないし、何にも起こりませんでした、よりはましだったのか、、、?

 

■ふれるの仕組み、割と便利だけど齟齬も生むというところで、ものは使いようだけど、今回はそれが問題の引き金になったという話。発してる方が、何がミュートされてるのはわからないのは不便だな。

 

■ラスト30分はアニメ映画っぽい絵作りのシーン、みたいな思えてちょっと微妙だった。ここからアクションパートですみたいな。ふれるの影響でお互いの気持ちが通じてしまい、いろんな問題が起きている中でお互いの好意が通じちゃってる男女みたいないい影響もあったのはちょっと面白かった。わかりやすくトラブルだけ表現しとけばいいのに、こういうところは真面目だな。あと、それが解決していいシーンの中、警察に声かけられてるストーカーも。

 

■別の映画で、”ヒロインのストーカー騒ぎが男の気を引きたいための狂言だった”話を最近見たため、ストーカーが出てきた時、ちいさくガッツポーズしてしまった。そっちの作品はそれがかなり大きな問題の根源だったため、こっちは実際のストーカー居て本当に良かった(良くない。

 

■ニュータイプ→人類補完計画(ハビタット世界)⇒ふれる。人の気持ち・感情がわかるのは天国なのか地獄なのか。個人的にTwitterみたいなsnsは”準”人類補完計画的に感じるので、ふれる暴走後の世界もあまりよいものではないんだろうなと思っている。

 

 

 





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