漫画感想/サンキューピッチ 1巻(住吉九)





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DMMブックス

 

 

『ハイパーインフレーション』で名を上げた住吉九先生による野球漫画『サンキューピッチ』1巻が発売されました。第1話「野球部狩り」から6話「練習試合」まで収録。

主砲のモブ先輩から、すでに住吉九節があふれていてたまりません。名もないキャラにも難しい理屈が通り、察しが良くてみんな頭が良い。その中で生まれた駆け引きに浸れる快感は住吉九漫画特有のもので、最初数ページで早くもファンの期待は高まります。

メジャーリーグだと禁止されたけど、日本だとまだ使える戦術ワンポイントリリーフ。マイナールールとかルールの穴を広げるような作戦は、住吉九作品で頻出します。

キャプテン小堀、心配事で白髪が増える4番キャッチャー広瀬、プレッシャーに弱いエース三馬、全力投球数に制限がある野球勝負狂桐山、野球歴2か月の伊能商人と、曲者ぞろいの横浜霜葩学園は、甲子園まで勝ち進むのが楽しみです。

 

メインの女性キャラはいまのところ、謎の監督くらいしかいないけど、それを補って余りあるほど濃いキャラしてる。伊能が通ってたバッティングセンターのお姉さんもただものではない雰囲気だしてるし、今後活躍しそう。

伊能vs桐山・広瀬バッテリーの勝負は早くも読者の想像を超える頭脳戦が繰り広げられる。球審の小堀の性格まで加味した駆け引きが斜め上過ぎる。デッドボールブラフも含めた異次元の一打席勝負の行方から目が離せません。

 

 

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