ベルばらミリしら状態で見に行ったのでいろいろとびっくりしましたが、非常に楽しめました。平日昼間という時間帯もあってマダムが多くベルばら現役世代の女性が見に来ているのだと思います。
■歌が演出に大きく寄与しているが、ミュージカルともちょっと違う使い方。キャラクターの心情を表すのに役立っているが、好みは分かれそう。個人的にはロマンティックすぎた。
■マリーアントワネット
前半愛らしいお嬢さんだったのに、終盤は女傑になってて吹いた。オスカルに、フェルゼン伯とのことを指摘され「14で嫁いできて、、」と言い出した時は、人間、というか女だしてきたな!と思った。平野綾が好演すぎる。
■ルイ16世
マリーとフェルゼンこと知っても、許すの寛容すぎる。寝取られで興奮する人か!?と勘ぐってしまった。ぽっちゃりしていて、見た目がイケメンたちに勝てない以外に悪いポイントないので、ラスト歴史ダイジェストで死刑にされてるの悲しすぎる。嫁を諫める事できなかったのが問題と言えば問題か。
■オスカル
ミリしらで申し訳ないが、みるまでオスカル×マリーアントワネットのラブロマンスだと思ってたので、主従関係を越えずに、オスカルの行動原理はあくまで「フランスの為に」で、王妃だからお守りしていただけだったんだな。後半の女傑マリーと決別するシーンびっくりした。全編通して沢城みゆきの声圧がすごい。
最初っから最後までずっと大義の人だったので、このまま最後まで征くんだと思ってて、急に「一夜だけアンドレの妻にしてくれ、、」って言いだした時は「女になったーエッロwwww」と思ってしまった。女性向け作品はこういうのがあるから本質的なエロさで敵わないと思うときがある。
■アンドレ
幼馴染キャラのお手本みたいなキャラ。女性は皆こういう志し共にしてくれる幼馴染好きなのだろうな。だから逆に毒ワイン持ってきたときはドキドキした。こういうキャラは幸せになって欲しいんだよ、本当に、、、、。
■フェルゼン伯爵
結構早く身を引いたのである意味びっくりした、そして最後の歴史ダイジェストで名前が出てきたけど、約束通り独身貫いて、亡命の手伝いまでして、最後市民にころされてるの無情だなぁ。
■早見沙織をキャスト一覧でみかけたのでどの役だと思ってたら、登場一回だけの善良な町娘でした。
■最後の歴史ダイジェストで、みんな死刑になっててびっくりした。ルイ16世も死刑だったんだ、、、、。自分歴史無知すぎるわ。
個人的なお気に入りは、アンドレとルイ16世。


